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取り組み (生産編)
安心で安全 農薬に頼らない取り組み
1.ヘアリーベッチという緑肥を使った抑草技術
春ごろに種を撒くと1週間ぐらいで芽がでます。
腰の丈ほどに成長した緑肥を裁断して田んぼにすきこみ肥料分とします。
緑肥の根が地中深くまで伸びることで団粒構造をもったフカフカの土が形成され作物の生育に適した土壌へと変化します!
緑肥の腐敗を待ってから代かき作業に入ります。微生物やバクテリアが有機物を分解する過程で酸素が消費され還元状態をおこすことにより雑草の芽を叩きます。
2.成苗移植と深水栽培を併せた抑草技術
有機物の分解によるガス湧きで稲の根がダメージを受けないように茎が太くて丈夫な成苗を移植します。一般的な苗は20日の育苗期間ですが、成苗は40日間かけて苗丈を20cmぐらいまでじっくりと育てます。
水深を10cm~15cm以上に保ちます。光が田面まで届かないことで発芽直後の雑草が光合成不良で枯れて水面に浮いてきます。深水栽培に耐えられる成苗を移植することが第一条件です。
3.大豆の成分(サポニン)を使った抑草技術
くず大豆の分解により発芽抑制成分を発生させます。
くず大豆にはお米を甘くする効果あると言われています。
4.機械による除草作業
動力付きの歩行型除草機です。
上記のような抑草技術を使っても発生する雑草は物理的に取り除いてやります!!
◆食味向上に効果がある天然にがりの流し込み
作物の光合成を促進させるマグネシウム成分を大量に含んだ天然にがりを出穂10日後と稲刈り10日前の計2回使用。食味値アップの効果もあります。